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2023.03.30

花立てが壊れた。自分でつけられる?

花立てが壊れた。自分でつけられる?

という質問に対してお答えします。

 

ご自分でできることも多いです。

「お墓の花立てが壊れてしまった。」というお問い合わせをよく頂くことがございます。この場合の「花立て」は、ほとんどが20年以上前にお墓を建てていて、材質はプラスチック製、ネジで着脱できるタイプの「プラスチック製ネジ式花立て」です。

 

20年前までは広く使われていたプラスチック花立ては年月とともに劣化してしまい、20年ほどでひび割れや破損が生じてしまいます。
プラスチックネジ式花立ての場合は石に固定されているネジ山が問題ないようであれば、着脱する花筒部分のみ新しいものを用意すれば、工事不要でご自身で新しくすることが可能です。

 

「着脱する花筒部分だけステンレスにできる?」

 

平成に入ってからは劣化しにくい『ステンレス製ネジ式花立て』が広く普及しました。
お問い合わせ頂いた方もご存知で着脱する花筒部分だけステンレスにしたい、というお声を頂くのですが、ステンレス製の花立てとプラスチック製の花立てでは固定させるネジの大きさが違うため、石に固定されているネジ山からステンレス用に取り替えないといけません
この場合はネジ山を墓石に固定させるためにセメント等を使用します。覚えもある石材店に依頼するほうが良いでしょう。

 

「現在の主流はステンレス落とし込み式」

 

現在の花立てはネジで着脱するのではなく、石に穴を開けてその穴にすっぽりと入るような花筒を使用する「ステンレス落とし込み式花立て」が主流です。
水がたくさん入り、ネジを回したりせず、上に引き抜くだけで着脱できるので便利です。
既存のネジ式花立てを、「落とし込み花立て」に変えようとした場合、墓石に穴を開け直さなければいけませんので、一度墓地から工場へ墓石の花立て部分のみ持ちかえります。穴を開けたあと元の位置に再設置しますので、この工事の場合は石材店に依頼しなければできません。
詳細についてはこちらのページもご覧ください。