『墓地を選ぶときのポイントは?』
という質問に対してお答えします。
「墓地選びで知っておくべきこと。3つの墓地形態。その2公営霊園」
墓地には大きく分けて3つの形態があります。それは、
「民間霊園」
「公営霊園」
「寺院墓地」
です。
自分の墓地がどこに属するかで、その後の墓石選びなどにも影響しますので十分に理解しましょう。
墓地の種類その2「公営霊園」
公営霊園とは横浜市などの地方自治体が管理運営をしている墓地のことを言います。
横浜市には現在以下の4つの公営霊園があります。
久保山墓地(西区)
三ツ沢墓地(神奈川区)
日野公園墓地(港南区)
メモリアルグリーン(戸塚区)
(根岸外人墓地)
メモリアルグリーンに関しては一般的な墓地とは少し異なり「お線香をあげてはいけない。」「塔婆をあげてはいけない。」などの制約があり、お墓もプレート型や樹木葬型のお墓になります。
公営霊園のメリット
民間霊園同様、宗旨・宗派を問わずご使用になれますので、どなたでもご使用になれます。
そして、公営霊園は墓地の永代使用料金の価格が他の墓地形態と比べて安いです。
運営、管理しているのが横浜市(地方自治体)というのも安心できるところでしょう。
公営霊園のデメリット
横浜市の公営霊園には駐車場がありません。お車でお越しの方は近くのパーキングなどに停めてお参りをしないといけません。横浜市は山が多いので、墓地の場所によってはお車を停めたところからかなり歩かなければいけない場合もございます。
また、メモリアルグリーン以外の公営霊園は施錠がされません。管理事務所も夜間は無人になってしまいます。
そして、新規使用者の受付を随時行っているわけではありません。
近年の例では「久保山」、「日野」、「三ツ沢」のうちいずれかの墓地の300区画程度を一年に一回、募集するという形です。
そのため、応募者が多く、毎回抽選で使用者を決めています。霊園内の墓地の場所も選ぶことはできません。