何代にも続いたお墓はご遺骨を納めるカロート(納骨室)の中が骨壺でいっぱいになってしまったというご相談があります。
カロートはそのような場合に骨壺からご遺骨を出して土に還すことを念頭に底の部分を土にしています。
そのため33回忌や50回忌を過ぎた年代の古いご遺骨から土に還す「散骨」をやらせていただければカロートの拡張などをせずにお使い頂けると思います。
但し、実際には火葬されたご遺骨は土と混ざらず、何年経ってもそのままの状態で原型を土留めていることがほとんどです。
そのため、弊社では骨壺からそのまま出して土に撒くのではなく、一度骨壺をお預かりして、ご遺骨を粉状になるまで細かく砕く「粉骨」という作業を専用の機械を用いて、行います。
粉状に粉骨されたご遺骨をカロート内に撒かせて頂くことで、土と混ざり合い、見た目もよくなりますのでお薦めしております。