『33回忌待たずに土に返していいですか?』
という質問に対してお答えします。
必ず33回忌と決まっているわけではありませんので、お施主様の希望で土に還すことが出来ます。
神奈川県では骨壺のままお墓に納骨することが一般的です。
お墓が代々受け継がれていくと納骨室『カロート』の中が骨壺でいっぱいになってしまうため、33回忌などの節目の回忌が過ぎたら骨壺からご遺骨を出して土に散骨する方が多いです。
最近は骨壺が大きくなってしまい、すぐにカロートの中がいっぱいになってしまうため33回忌を待たずにして散骨しなければいけないというケースもございます。
時期に関してはご親族内で話して、皆様が了承されるのであればある程度自由にお決め頂いて構わないと思いますが、いざ散骨をする場合はただ骨壺からご遺骨を出すだけでは不十分です。
近年のご遺骨は火葬場で焼骨されているので土にそのまま撒いても自然と土と同化していくことはなく、いつまでもご遺骨のまま残ってしまうことが予想されます。
カロートを開けると土に撒かれたご遺骨が見えてしまうのは、見た目的にもお気持ち的にも良くないと思われる方が多いです。
弊社では対処方法として散骨する骨壺を一度持ち帰らせて頂き、ご遺骨を粉状にする『粉骨作業』を行ってから土に散骨をすることで見た目も気持ちよく散骨が出来るように行っております。